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家づくりコラム

Column

2024.06.06

2階リビングのメリットを解説!理想のリビングを叶えた事例も紹介

2階リビングのメリットを解説!理想のリビングを叶えた事例も紹介

リビングは、家の中でも多くの時間を過ごす場所です。快適に過ごすためにも日当たりや風通しをよくしたいものですが、狭小地や住宅密集地などでは1階にリビングを設けると、これらの希望が叶わないこともあります。

そんなときに検討したいのが「2階リビング」です。では2階リビングにどんなメリットがあるのか、整理してみましょう。

メリット1.日当たりや風通しを確保できる
まず日当たりや風通しをよくできるのが、2階リビングのメリットです。立地の関係で大きな窓を設けられない場合でも、高窓やトップライトを取り入れることで、日当たりや風通しをよくできます。狭小地や住宅密集地の場合によく用いられる手法ですが、最近ではプライバシーや眺望などの理由から2階リビングを採用するケースも増えています。

メリット2.プライバシーを確保しやすい
1階リビングに比べてプライバシーを確保しやすいのも、2階リビングのメリット。隣家や道行く人の目線も気になりにくく、カーテンを閉めっぱなしにしなくてすみます。結果として日当たりや風通しのよさにも繋がります。

メリット3.アウトドアリビングと相性がよい
プライバシーの話と通ずる部分がありますが、2階リビングはアウトドアリビングとも相性抜群です。1階リビングにアウトドアリビングを設けると人目が気になるケースもありますが、2階だと人目も気になりにくくなり、思う存分活用できるでしょう。

メリット4.勾配天井で開放感を実現できる
1階リビングは天井高に制限がありますが、2階リビングであれば屋根の勾配を活かした勾配天井で、開放感を演出できます。デザイン性にも優れており、内装にこだわりたい方にもぴったりです。

メリット5.眺望のよさ
例えば高台にある土地で、遠くに海や夜景などが見える条件であれば、2階リビングにすることで家にいながら眺望を楽しめます。もし土地の周辺に借景として取り込めそうな要素があれば、2階リビングにするとより楽しめるでしょう。

メリット6.安定した構造
2階リビングは構造が安定しやすくなるのもメリットです。2階リビングにする場合、1階に寝室などの居室を設けることも多いのですが、家を支える柱や壁が増え、構造が安定しやすくなります。開放感と安定した構造を両立したい方に適していると言えます。

ここからはプロネットの施工事例の中から、素敵な2階リビングの事例を2つご紹介します。2階リビングを検討中の方はぜひ参考にしてください。

建築事例.1 勾配天井と高窓で明るく広々とした2階リビング

建築事例.1 勾配天井と高窓で明るく広々とした2階リビング

こちらは世田谷区に建てられた注文住宅の事例です。約23畳の広々としたLDKですが、2階リビングかつ勾配天井にすることで縦の空間が広がり、さらなる開放感を実現できました。勾配天井に取り入れたレッドシダーもアクセントになり、おしゃれなリビングを演出。床材のブラックチェリーとも相まって、ナチュラルで落ち着ける空間に仕上がりました。

道路に面した部分にはスリット窓を採用し、視線を遮りながら採光を確保しています。キッチンの壁にもスリット窓を採用し、LDK全体が明るくなるよう工夫しています。また2階リビングは熱がこもりやすいので、シーリングファンを設けることで空気を攪拌。空調の効きもよくなり、まさに一石二鳥です。

建築事例.2 大開口で狭小地でも明るさと開放感を実現

建築事例.2 大開口で狭小地でも明るさと開放感を実現

続いてご紹介するのは、世田谷区の狭小地に建てられた3階建ての注文住宅の事例です。狭小地のため1階リビングにすると日当たりや風通しが確保しにくいのですが、2階リビングにすることで明るさと開放感を実現できました。隣家に面していない西側に大開口を設け、視線が抜ける作りにしています。隣家に接する北と南の壁には、ハイサイドのスリット窓を設置。視線を遮りつつ採光を確保することで、照明なしでも十分明るいリビングになりました。

さらにこちらの事例は、洗濯機からバルコニーまでが同じフロアにあるため、家事もスムーズにおこなえます。リビングにいる家族の様子を見つつ洗濯物を干せるのは、2階リビングのメリットのひとつです。