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家づくりコラム

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2023.11.11

シューズインクローゼットとは?玄関がスッキリ片付く収納のコツ&事例

シューズインクローゼットとは?玄関がスッキリ片付く収納のコツ&事例

家の顔ともいえる玄関はいつもきれいな空間をキープしたいところですが、玄関は意外と物が多い場所です。普段使いの靴に加えて、季節によっては長靴やブーツなどかさばるものも。ご家庭によってはベビーカー、アウトドアグッズ、自転車、ゴルフバッグなど大型の物を玄関に置くケースもあります。

生活感のでやすい玄関をスッキリと整理整頓するなら「シューズインクローゼット」を設けてみてはいかがでしょうか。シューズボックス(下駄箱)は主にスニーカーや革靴などが入る程度の大きさとなっていますが、シューズインクローゼットは人が出入りできるくらい大きな空間がまるごと収納スペースになっており、大容量の収納が可能です。

なお、シューズインクローゼットには2つのタイプがあります。

・ウォークイン:1ヵ所から出入りするタイプで、大型の物も収納可能
・ウォークスルー:通り抜けができるタイプで、家族と来客の動線を分けられる

ウォークインタイプの出入口は1ヵ所なので、最大3面に収納棚を設けられます。最小限の収納スペースでたくさんの物を収納したい方や、靴や物が多いご家庭におすすめのタイプです。

一方ウォークスルーは入口と出口が設けられているので、靴を収納しながら玄関を通り抜けられます。靴をしまってから玄関ホールに戻る手間が省けるだけでなく、家族とお客様の動線を分けられるのもメリットです。お客様から見える部分の玄関が散らかりにくく、いつでもキレイに保ちやすくなります。

便利なシューズインクローゼットですが、使い勝手を考えると最低でも1畳程度は必要です。家族が多い場合や大型の物を収納したい場合は、1.5畳は欲しいところ。しかし収納を広くとると、そのぶん玄関や居室が狭くなってしまうこともあります。

敷地面積に余裕がない場合は、天井いっぱいの大きなシューズボックスなども検討してみましょう。シューズインクローゼットを設ける場合も、何をどれだけ収納するのかを考えながら、広すぎず狭すぎないサイズで計画する必要があります。

ここからはプロネットの建築事例の中から、2つのシューズインクローゼットをご紹介します。実際の収納方法を見ながら、シューズインクローゼットのアイデアを膨らませてみましょう。

建築事例.1 サッと隠せて来客時も安心のシューズインクローゼット

建築事例.1 サッと隠せて来客時も安心のシューズインクローゼット

こちらは横浜市戸塚区に建てられた注文住宅の事例です。ウォークスルータイプですが、出入口をL字型に設けることでウォークインタイプに近いつくりになっています。

靴やレインコートなどを収納しながら玄関ホールに入れるのに、通り抜けるスペースを最小限にすることで大容量の収納を実現しました。つまり、ウォークインとウォークスルーのいいところどりをしたシューズインクローゼットです。

奥にもしっかり空間があるのでお子様の自転車や工具など、かさばるものも余裕で収納できます。扉を閉めておけば中が見えることもなく、急な来客時も安心して出迎えられる玄関になりました。

建築事例.2 ライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能な可動棚

建築事例.2 ライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能な可動棚

次にご紹介するのは、横浜市中区に建てられたアールがお洒落な注文住宅です。シューズインクローゼットにもアールを用いることで、シンプルながら個性がキラリと光る玄関になりました。

こちらもウォークスルータイプですが、扉をつけないオープンタイプにすることで出入りがスムーズになります。収納が見えてしまうからこそ、棚は可動棚にして無駄なく収納ができるように工夫しました。

お子様が成長すれば棚を足して収納量を増やし、反対にお子様が巣立ったあとなどは棚を外して大型の物を収納することも可能です。そのときの生活スタイルに合わせてカスタマイズができるシューズインクローゼットにすることで、いつも気持ちのいい玄関を保てます。