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家づくりコラム

Column

2023.07.02

吹き抜けで明るく開放的なリビングを叶えよう!ポイント&施工事例

吹き抜けで明るく開放的なリビングを叶えよう!ポイント&施工事例

リビングは、1日の中で1番長い時間を過ごす場所。「明るいリビングがいいな」「開放的なリビングをつくりたい」など、家づくりでもリビングの広さや快適性は特に優先したいという方が多いでしょう。広々としたリビングを叶えるなら、横方向の広がりだけでなく、吹き抜けなどで縦方向の広がりをつくることも大切です。

天井の高いリビングは思った以上に開放感があり、高窓から光が差し込む明るい空間に仕上がります。都市部の住宅密集地や狭小住宅で、隣家との距離が近く日差しが入りにくい場合も、吹き抜けがあれば上階の光を下まで届けることができます。自然光がたっぷりと入るリビングなら、昼間は電気をつける必要がなく、光熱費ダウンも期待できるでしょう。

吹き抜けというと、冬の寒さが気になるところ。吹き抜けを採用するなら、断熱性と気密性が重要です。吹き抜けの窓の断熱性能をアップさせたり、壁にしっかりと断熱材を入れたりすることで、暖かく過ごせるリビングになります。暖かい空気は上に移動するので、天井にシーリングファンを取り付けて空気を循環させるのもおすすめです。

また吹き抜けのような大空間をつくることで、耐震性が下がる可能性も否めません。しっかりと地震に耐えられる工法を選んで建てることも大切です。プロネットではプランや設計に合わせてさまざまな工法をご用意しており、なかでも開放的な空間設定と優れた耐震性を両立できるのが「SE構法」です。柱や梁をSE金物で剛接合した木造ラーメン構造で、一般的な木造軸組工法よりも柱や壁を減らすことができます。吹き抜けや天井の高いリビング、大きな窓をつくりながら、高い耐震性を実現しやすい工法です。

ここからは、プロネットが手がけた施工事例の中から、吹き抜けで明るく開放的なリビングを叶えた事例をご紹介しましょう。

建築事例.1 SE構法で耐震性と開放感を兼ね備えた吹き抜けリビング

建築事例.1 SE構法で耐震性と開放感を兼ね備えた吹き抜けリビング

まずは、横浜市港北区の2階建て注文住宅をご紹介します。お施主様たってのご希望で、リビングには大きな吹き抜けを採用しました。SE構法で、吹き抜けがあっても耐震等級3を取得するほどの優れた耐震性を実現しています。

構造上必要な梁は、ダークブラウンで仕上げることで重厚感を演出。吹き抜け上部につけた窓から日差しが差し込み、明るく開放的な空間が完成しました。

こちらは、階段上からリビングを見下ろしたときの様子。たくさんの窓から光が差し込み、気持ちのいい1日のスタートを切ることができそうです。

天井には、部屋全体の空気を循環できるシーリングファンを設置。空気をかき混ぜることで室温のムラを防ぐ効果があり、吹き抜けと相性のいいアイテムです。

建築事例.2 スケルトン階段から光が降り注ぐ狭小住宅

建築事例.2 スケルトン階段から光が降り注ぐ狭小住宅

次にご紹介するのは、東京都世田谷区の3階建て狭小住宅。1階に玄関、2階にLDK、3階に主寝室とロフトを配置しました。

ダイニングの隣には、1階から3階までつづく吹き抜けを。リビング全体を吹き抜けにするのではなく、このような小さめの吹き抜けをつくるだけでも、明るく心地いい空間づくりにしっかりと貢献してくれます。

蹴込板のないスケルトン階段を採用することで、光と視線が抜けてより明るく開放感のある空間になりました。スケルトン階段はデザイン性も高く、リビングやダイニングのアクセントとしても効果的です。

SE構法を採用することで実現したのが、リビングの大きな窓。大判サッシでリビングからバルコニーまで繋がりをもたせ、より広々とした空間に見せてくれます。LDKには間仕切りもないので、ゆとりある空間でリラックスして過ごせそうです。