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家づくりコラム

Column

2022.06.30

アウトドアリビングとは?プランニングのコツや建築事例をご紹介

アウトドアリビングとは?プランニングのコツや建築事例をご紹介

昨今はキャンプやバーベキューなど、アウトドアが一大ブームとなっています。しかし仕事や育児で忙しいなか、毎週末キャンプ場や登山に出かけるのは一苦労。そこで自宅にいながらアウトドア気分を満喫できる「アウトドアリビング」のある家づくりの人気が高まっています。

アウトドアリビングがあれば、外に遊びに行けない日もお子さんが思いっきり遊んだり、夏にはプールを出して涼んだりできるでしょう。大人の方も夜空を見上げながらお酒を飲んだり、週末は友人と集まってバーベキューをしたりと楽しむことができます。

アウトドアリビングのつくり方は、リビングの延長線上にウッドデッキやテラスを設けたり、屋上を第二のリビングのように使ったりとさまざまな方法があります。リビングとアウトドアリビングを隣接させる場合は、大きな窓で内と外を繋ぐようにすると、視線が外に抜けてリビングも広々と感じられます。室内と地面の高さをなるべく揃えるようにすると、内と外を一体的に使いやすくなるでしょう。

敷地の目の前に道路や隣家がある場合は、どのようにプライバシーを確保するか考えましょう。フェンスや塀で目隠しをしたり、中庭や屋上のように外から見えづらい位置にアウトドアリビングをつくったりすると、人目を気にせず過ごせる場所になります。

アウトドアリビングは、用途に合わせた床材選びも重要です。タイルやコンクリートは掃除がしやすく、耐火性があるのでバーベキューなどもしやすいでしょう。ただし素材によっては、夏に床面がジリジリと熱くなってしまうことがあるので注意が必要です。
ウッドデッキの魅力はナチュラルな雰囲気があること。防腐処理やシロアリ対策が重要で、高耐久な樹種や人工木材を使ったり、定期的に防水効果のある塗料を塗ったりすると長持ちします。

アウトドアリビングでバーベキューやプール等をする場合は、使用する道具の収納スペースもつくらなければなりません。屋外からアクセスしやすい土間収納などをつくると、片付けも楽になるでしょう。アウトドア用品のメンテナンスや掃除をする場合は、屋外に水栓もつくると便利です。

ここからはプロネットが施工したアウトドアリビングのある建築事例をご紹介します。室内との繋がりやプライバシーの確保の仕方、おしゃれな雰囲気のつくり方など参考にされてください。

建築事例1. リビングと繋がるウッドデッキ

建築事例1. リビングと繋がるウッドデッキ

まずご紹介するのは、横浜市緑区の建築事例です。リビングの外に広めのウッドデッキをつくりました。バーベキューセットやプールなども出すことができる広さで、家族が交流したりお子様を遊ばせたりするスペースにぴったり。ウッドデッキの約1/3に2階のバルコニーが張り出しており、雨や日差しを遮ってくれます。

室内とバルコニーの床の高さはそろえてあるため、リビングから気軽にウッドデッキに出ることができます。リビングからも目が行き届きやすく安心。ウッドデッキから庭や玄関のほうにもアクセスしやすい動線です。
ウッドデッキの道路側には、目隠しフェンスを設置。外からの視線は遮りつつ、ウッドデッキ側からは外を見られる高さになっています。ほどよい開放感とプライベート感が両立しており、家族でのびのびとリラックスして過ごせそうです。

建築事例2. 屋上をアウトドアリビングに

建築事例2. 屋上をアウトドアリビングに

次にご紹介するのは、東京都目黒区の建築事例。屋上に広々としたアウトドアリビングをつくりました。なかなか広い庭がつくれない狭小地でも、屋上であればこのように広い屋外スペースをとることができます。屋上ならご近所の目を気にせず過ごせて、日当たりも抜群です。

こちらの事例では、人工芝・タイル・ウッドデッキの3種類の床材を使いわけて、おしゃれな空間に。ウッドデッキのスペースには、屋外用ソファとテーブル、パラソルを置いて、リゾートホテルのようにくつろげる空間になりました。芝のスペースで遊ぶお子様を見守りながら、親御さんはソファでゆっくりお茶を飲んだり読書をしたりといった使い方もできそうです。