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家づくりコラム

Column

2026.02.27

癒しとくつろぎを叶える寝室に。身支度を快適にする収納アイデア

癒しとくつろぎを叶える寝室に。身支度を快適にする収納アイデア

質の高い睡眠と、心地よい目覚めのために、寝室の環境づくりはとても大切です。リビングやキッチンに比べて後回しにされがちな空間ですが、設計次第で暮らしの質は大きく変わります。

照明の明るさや配置、壁や床の素材感など、寝室の設計で気を配るべき要素は多くあります。そんな中で、意外と見落とされがちなのが「収納」の役割です。寝室にはクローゼットなど、衣類や生活用品を収めるスペースがよく設けられますが、収納設計がうまくいかないと生活感が出て、せっかく整えた空間の落ち着きを損なってしまうことがあります。

ここでは、くつろげる寝室をつくるための、収納計画のコツを3つご紹介します。

1.生活感を抑える「隠す収納」
寝室の収納計画で重要なのが、「隠す収納」と「見せる収納」の使い分けです。クローゼットやベッド下収納などの隠す収納を使うことで、衣類や寝具などを収めて視覚的なノイズを減らせます。一方で、お気に入りのインテリア小物を飾りたい場合は、限定的に「見せる収納」をディスプレイスペースとして取り入れるとよいでしょう。

2.身支度がスムーズになる動線設計
収納量を確保するだけでなく、日常の動作を具体的にイメージして動線を整えることも大切です。

(例)
・朝の身支度→よく着る服をすぐに取れる位置に
・帰宅後の着替え→脱いだ服の一時置き場を確保
・就寝前の準備→パジャマや寝具を手の届く場所に

こうして「物の定位置」を決めておくと、探し物が減り、落ち着いた時間を確保しやすくなります。

3.収納もインテリアの一部として考える
収納スペースの形状や素材選びも、寝室の心地よさを左右する重要な要素です。

例えば、壁面を活用した大容量収納や、建築に組み込まれたような一体感のあるデザインは、視線を分散させずすっきりとした印象を保ちやすくなります。また、収納扉の素材や色を周囲のインテリアと統一することで、空間全体に統一感が生まれ、より落ち着いた雰囲気をつくることができます。

それでは、プロネットが手掛けた建築事例の中から、身支度を快適にする収納アイデアを取り入れた注文住宅を2つご紹介します。

建築事例.1 身支度動線を意識した機能的な寝室

建築事例.1 身支度動線を意識した機能的な寝室

ベッドサイドに、ウォークインクローゼットを配置した寝室の事例です。ベッド側から収納スペースが見えないよう扉を設置することで、衣類が視界に入らず整った印象を与えます。

収納扉の色味や素材感を壁と揃えることで、収納スペースが目立ちにくく、空間全体が落ち着いた印象に。静けさが求められる寝室では、他のインテリアとの調和や収納を目立たせない工夫が重要です。

ベッドのすぐ横に収納スペースを設けていることも、快適な寝室づくりのポイント。衣類や身支度用品を一箇所にまとめることで、寝室内の移動距離が短くなり、日々の動作がスムーズになります。

生活感を抑えながら必要な物を手の届く位置に収めることで、くつろぎと実用性のバランスが取れた寝室に仕上がりました。

建築事例.2 収納を一体化した落ち着きのある寝室

建築事例.2 収納を一体化した落ち着きのある寝室

寝室から収納スペースへと自然に繋がるレイアウトを採用した事例です。就寝スペースと収納エリアを袖壁で緩やかにゾーニングすることで、空間にメリハリを持たせました。

朝の身支度を寝室内で完結できるため、他の部屋へ移動する必要がなく、日々の動きに余裕が生まれやすいのも利点です。

収納スペースにはハンガーバーを対面で設置し、多くの衣類をたたまずにしまえるよう工夫しています。収納量を確保しながら、扉を設けないことで床が多く見え、寝室全体が広く感じられる収納計画となっています。

寝室における収納計画は、日々の疲れを癒し、身支度をスムーズにするためにも重視したいポイントです。物が視界に入りづらい「隠す収納」の採用、動線に合わせた収納配置、インテリア性へのこだわりも含めて計画することをおすすめします。