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家づくりコラム

Column

2025.06.21

壁掛けテレビのメリットは?配線も収納もすっきり美しい空間設計

壁掛けテレビのメリットは?配線も収納もすっきり美しい空間設計

「テレビ周りがすっきりする」「部屋が広く見える」という魅力から、近年人気を集めている壁掛けテレビ。壁に固定するため賃貸では設置の制約があることも多いですが、注文住宅なら憧れの壁掛けテレビを実現できます。

壁掛けテレビは後からでも設置できるものの、注文住宅の設計時に導入するのが最もおすすめ。配線や周辺機器をすっきり収納したり、転倒しないように補強できたりと、機能面や安全面にこだわりやすくなるからです。

壁掛けテレビを計画する前に、まずは住まいに導入する具体的なメリットを見てみましょう。

・メリット1 すっきりとした空間になる
壁掛けテレビの大きなメリットは、空間がすっきり見えること。テレビ台を置かず、薄型のテレビを壁面に直接取り付けて省スペースに収めます。配線もさりげなく隠せて、生活感が出にくいのも魅力です。

・メリット2 配線がすっきりして掃除しやすい
テレビ周りの掃除がしやすくなるのも、壁掛けテレビのメリットです。テレビ台があると壁との間に配線が絡み合い、掃除の際に邪魔になることも多いもの。壁掛けテレビなら配線がすっきり収まり、さらに床から浮いているため、テレビ周辺の掃除が簡単になります。

・メリット3 転倒するおそれが少ない
壁掛けテレビは、しっかりと補強したうえで取り付けるのが大前提。テレビ台の上に置くよりも転倒するリスクが少ないため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して導入できます。「液晶や床が傷つかないようにしたい」「テレビにも地震対策を施したい」というケースにも、壁掛けテレビはおすすめです。

・メリット4 配線や周辺機器の収納方法にこだわれる
配線や周辺機器が丸見えだと、インテリアの美しさが損なわれてしまうことも。注文住宅を設計する段階で壁掛けテレビを導入すると、配線を隠す方法や使い勝手のいいコンセントの位置、収納機器のサイズに合わせた収納スペースの計画などができます。

周辺機器の収納を確保する際は、いくつかの方法があります。壁掛けテレビと相性のよいフロートテレビボードを壁に取り付ければ、洗練されたおしゃれな見た目に。壁の裏に収納スペースを設けたり、テレビの下にニッチをつくったりする方法もあります。

ここからは実際に、壁掛けテレビを導入した建築事例を見てみましょう。

建築事例1. スタイリッシュな壁掛けテレビ

建築事例1. スタイリッシュな壁掛けテレビ

こちらは壁掛けテレビの配線を壁内に収めた事例です。正面はもちろん側面から見ても配線がしっかり隠れており、スタイリッシュな仕上がりに。生活感をスマートに隠す、新築ならではのデザインです。テレビ周りに物がないことで、より一層すっきりとした美しい空間に仕上がりました。

建築事例2. すっきりとした見た目と収納を両立させた壁掛けテレビ

建築事例2.  すっきりとした見た目と収納を両立させた壁掛けテレビ

次にご紹介するのは、壁掛けテレビとフロートテレビボードを取り入れた事例です。壁掛けテレビのスタイリッシュな雰囲気にマッチするフロートテレビボードを採用したことで、機能性・利便性・デザイン性が両立しました。

こちらの事例では引き出しが付いたタイプを採用しているので、引き出しにはリモコンやゲーム機のコントローラーなど細々したものも収納可能。テレビ関連の周辺機器をまとめてすっきり収納できる頼れる存在です。

またこちらの壁掛けテレビには、角度調整ができるアーム式の金具を使用しています。座る位置や光の反射に合わせてテレビの向きを変えることができ、どこからでも快適に視聴できるようになりました。