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家づくりコラム

Column

2021.12.13

家族が幸せになる対面キッチンの秘訣

家族が幸せになる対面キッチンの秘訣

キッチンは毎日利用する場所なので、注文住宅の家づくりを考える上ではとても大切な検討ポイントです。楽しく料理ができることはもちろん、手が届きやすい位置にキッチン用品をまとめられるか、収納スペースは十分に確保できているか、生活動線から不便ではない間取りか、火や油から小さなお子様を遠ざけられるかなど、キッチンひとつをとっても使い勝手だけでなく安全性などにも気を配る必要があります。

キッチンのレイアウトは、「壁付けキッチン」と「対面キッチン」に大きく分けることができます。

「壁付けキッチン」は文字通りキッチンの前面が壁に接しているタイプで、日本では多く見られるタイプです。キッチンと壁の間に空間を作らないので、限られたスペースを有効活用できること、電気やガスの配線を壁から直接繋げることができるので工事費用を安く抑えられることがメリットです。キッチンが壁に向いているため、料理に集中しやすい点もポイントです。また、キッチンの後ろにすぐダイニングテーブルやリビングを配置できるので、料理の配膳や冷蔵庫までの移動をスムーズにできる点も特徴です。

「対面キッチン」は、キッチンとリビング・ダイニング空間が直接繋がるため開放感があり、オープンキッチンなどとも呼ばれます。対面キッチンでは、今や主流となった「カウンターキッチン」や、最近人気の「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」などが選択できます。キッチンの前面がリビング・ダイニングなので、お子様の様子を見ながら料理をすることや、テレビを見ながら料理ができるので、料理中でもご家族とコミュニケーションが通りやすいことが大きなメリットです。またリビングからキッチンの中が見えないので、LDKをすっきり見せることができる点もポイントです。キッチンの背面の壁に収納スペースを設けることで、料理もお片付けも使い勝手のいい間取りも検討できます。

対面キッチンでアイランドキッチンを選ぶ場合は、調理台の前に壁がないタイプのキッチンもあるので、その際は油はねや水はねに注意が必要です。最近では透明のついたてがあるアイランドキッチンも多いのでショールームなどで見学する際は、使い勝手やおしゃれさだけではなく安全面もご確認されるとよいと思います。

プロネットでは、LIXIL、TOTO、パナソニック、タカラスタンダードなど日本の主要なキッチンメーカーをはじめ、様々なキッチンをお客様のライフスタイルに合わせて自由にお選びいただくことができます。

実際にプロネットで注文住宅を建築された実例をご紹介いたします。皆さまの家づくりのご参考にしてください。

建築事例.1 仕切りのない開放的なLDK

建築事例.1 仕切りのない開放的なLDK

こだわりの商品や建材をたくさん取り入れ、好みのライフスタイルを実現された横浜市中区の注文住宅の建築実例です。1階のLDKは、リビング・ダイニング・キッチンを仕切る壁がない開放的な大空間。ウォールナットがきれいなまるでカフェのような空間になりました。リビングから見える対面キッチンもごちゃつきがちなキッチンの中に視線が届くことはなく、リビングから見えるキッチンの背面や上部の棚などの収納スペースのデザインを統一することで、「見せる収納」と「隠す収納」をおしゃれに使い分けています。

家全体のテイストはもちろん、インテリアの配置にもこだわりながらも、壁や室内ドアなどは最小限に抑えることで、建築費は2,000万円台とコスト面でも工夫されたお家です。

建築事例.2 光と風が通り抜けるLDK

建築事例.2 光と風が通り抜けるLDK

自然光が集まる明るいLDKが特徴的な横浜市戸塚区に建築された実例です。対面キッチンのすぐ前にダイニングテーブルを配置することで、お食事の配膳も楽に行えます。座席からすぐキッチンに移動することもできることも家事が楽になるポイントです。キッチンはL型のタイプで、壁側に火や油を扱うコンロを設置してあるので、小さなお子様の手が届きにくく安心です。またキッチンをL型とすることで、リビングから収納スペースが見えづらく、さらにキッチン奥のパントリーにもたくさん収納できるので、収納空間をすっきり見せることができていることも自由設計だから実現できる特徴のひとつです。

料理中はダイニング・リビングを一望できるので、ご家族とのコミュニケーションも取りやすく、キッチンから目が届くので安心。

ダウンライトや間接照明がおしゃれな空間を演出しながらも、キッチンの真横やテレビ上部など本来壁となる部分に可能な限り大きめの窓を配置、2階へ繋がる階段も吹き抜け空間として一部をスケルトン階段にすることで、自然の光をたくさん採り入れることができる間取りになっています。